私はミニマリストになって8年目くらいなのですが、もう大きな断捨離は最初の頃の1回程度で、リバウンドもほぼなく過ごしています。もうモノが少ない暮らしはすっかり定着しているのですが、ふと断捨離していた頃を思い出したので今回は「モノを手放すときに知っておきたいこと」について書きたいと思います。
手放したからこそ言えることかな、と思うので、参考なれば幸いです。
【きちんとモノを手放す痛みを知る】
たくさんモノを買ってしまっていた自分には、必ず何かしら背景があると思うんです。私の場合仕事の人間関係が上手くいかなかった時、自分以外の誰かに認められたかった時など、お洋服やお化粧品をたくさん購入していた経験があります。まず、その時頑張った自分を受け入れて、頑張りを認めてあげて、それからその時のつらかった気持ちと一緒に手放してみてほしいです。
また、「買ったのに高かったのに使わなかったモノ」を手放すのって心苦しいですよね。けれど、その苦しさも経験するべき時なんだと思います。もったいない気持ちや、お買い物を失敗した自分と一度しっかり向き合わないことには、また何度でも同じ繰り返しをしています。
私も目を背けたくなるモノがたくさんありましたが、モノに感謝して手放したおかげで、その後お買い物をするときにじっくり考えてから買うことができるようになりました。
次に生かせることができれば、それは失敗ではなく学びなので良い方向に持っていけるといいなと思います。
【損得で考えない】
後々、「これメルカリで売るか」「リサイクルショップに持って行こう」は考えてもいいと思いますが、手放すときに損得勘定を働かせすぎないことが大切だと思います。誤った手放し方をしようとすると「これ売ったお金であれ買おう」という余計な考えが湧いてきます。まずは「手放すこと」にフォーカスを当てること!
損得勘定も手放せるようになると、お買い物をするときも「安いから・在庫がラスト1個だから」という理由で買わなくなります。
また、モノの価格・価値にしがみつかず、正面から向き合えるようになると、とても良い距離感でモノと付き合っていくことができますし、何といっても残すモノがはっきり見えてきます。
【モノの寿命はさまざまであること】
壊れてしまうこと、使い切ってしまうこと、使用期限が過ぎてしまうこと、これらだと思っていましたが、他にもありました。趣味嗜好が変わること、ライフスタイルが変わること、たくさん使って満足したこと。モノには役目があると言われています。その役目は人それぞれ、モノそれぞれなので、そこを見極められるとよりスムーズな手放しができると思いました。「一生モノ」と思って買った鞄があったとしても、もしかしたら好みが変わるかもしれないし、もっともっと素敵な鞄に出会うかもしれない。
モノを捨てるのって体力もいるし、判断力も必要だし、結構疲れますよね。そういうときは一気に片付けようとしなくていいと思いますし、誰かの手を借りることもありだと思います。私も実家の片付けをしていた時、母から「見られていると、声をかけられると踏ん切りがつけやすくていいわ!笑」と言われました。身近な人にサポートしてもらう方が、手放しやすい人もいるかもしれないですね。
最近よくSNSでも100日後に◯◯するシリーズも見かけますが、誰かに見てもらえるのも良いモチベーションになりそうです。辛辣なコメントが背中を押してくれるかも!?笑
そんなこんなで、最近手放しが進まないな、という方に少しでも背中を押すことができたら嬉しいです。
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