ビニール傘を卒業した理由

今回は傘についてお話しします。
ミニマリストになる前の私はビニール傘愛用者でした。理由は無難だから、服の合う・合わないがない、貸し借りしやすいの３点。決して不満はなかったです。
しかし、どうしても私の中でビニール傘を持っている人って失礼ながら”だらしないイメージ”がありました。そう、振り返ればビニール傘を使っていた私自身がだらしない生活をしていたから。
だからか、出先で買い物中に壊れたものと取り替えられたことや、学生時代バイト先で他の従業員に持って行かれるというトラブルを引き寄せる結果となりました。間違えられないように取っ手に印をつけたり場所を変えて置いていたのになあ…とても悲しかったです。

暮らしの中でも壊れたビニール傘がその辺りに捨てられてたり、雑に扱われたり、なくなった話もよく見聞きします。ビニール傘の消費数とごみの量も相当だとニュースにもなっていました。ビニール傘に対する罪悪感の無さ・価値の低さ、この世間に染み付いた認識はそう簡単には変えられない。逆にいうならば、やっぱりきちんとした人ほど布の傘を使っているし、天気予報を見て折り畳み傘を持っていたりする。
ビニール傘を使うメリットよりデメリットの方が大きいと感じたのなら、もう使うのをやめるしかありません。ミニマリストを目指すようになったこともあって「きちんとしたモノを選ぶ・持つ」という意識が生まれ、久しぶりに布製の傘を購入しました。布の傘を選ぶ＝長く使えるものなので、よくよく考えて買わねばなりません。私に合ったモノはどんな傘だろう？と考えた結果、下記条件を満たした傘を購入しました。

・雨が苦手なのでテンションが上がる可愛い色・柄！
→服がモノトーン多いので色物・柄物でもいいかなと思いました。
・安っぽく見えないもの
→安易に持っていかれる可能性があるため。
・折りたたみ傘
→なんだかんだカバンに入れて持ち歩けた方がいいし、長傘だと置き忘れしてしまうので。
・カバーが取り外ししやすい
→折りたたみ傘ってカバーがピチピチで取り外しにくいのですが、取っ手がついてるトートバッグみたいな形のものにしました。畳んだ後持っておくにもちょうどいい！（しかも防水性があり、袋の中に溜まった水も垂れてきません。）



購入してからずーっとお気に入り、大切に使っています。もっと早く買えばよかったな〜。雨の日に使ったら玄関に置きっぱなしにせず、浴室に開いて置いて乾かします。濡れっぱなし、置きっぱなしにしないようになりました。縫ってるところがほつれてきても、縫い直すほどの愛着が沸いています（笑）
普通の長傘の方が大きく強風でもわりと丈夫なイメージなので、折り畳み傘の弱みを感じることもたまにありますが、私にとっては持ち運びのしやすさが一番かもしれません。
普段ビニール傘を使っているよ！という方に「久しぶりに布の傘使うか〜！」と思っていただけたら嬉しいです。もしくは今の傘に満足していない方も、ちょっと見直すきっかけになっていただけたら。ストレス少なく、環境にも優しい、そして何より雨の日がちょっと楽しくなる傘とステキな出会いがありますように！


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