私流!感情的にならない冷静な伝え方

人って感情的になると思いが溢れてそのまま口にしてしまうことってありますよね。もれなく「そこまで言うつもりなかったのに」「あの言い方は良くなかったな」「実際はあそこまで思ってなかったんだけどな」と後から後悔することにもなったり。
いつもなら喉元にあるストッパーが止めてくれるけれど、瞬発的にカッと感情的になるとストッパーが働いてくれなくなります。もしくは瞬発すぎてストッパーが追いついてないのか?同じ相手とか同じシチュエーションが続くと尚更のこと。(私は思ったことをすぐ言ってしまうことを”喉のストッパーがバカになる”と呼んでいます。)

「感情的になる=自分ごとと捉えること」だと思っているのですが、自分のことを否定されたり卑下されたりするように感じると、瞬発的にカッとなりやすいように思います。おそらく人は、自分のことを分かってほしい、認めてほしいっていう気持ちが根底にずっとあるんじゃないのかな。悲しさが怒りに変わるのって、結果悲しいです。
私もついカッとなって言っちまったわ…みたいな経験は多々ありましたが、これは今ではまったくと言っていいほどなくなりました。「スルースキル」を持って生きているからそもそも怒らないようになりましたが、やっぱり口って災いのもとですから。笑
さて前置きが長くなりましたが、今回は私のよく使う伝え方について少し書いてみたいと思います。

何か発言したい、伝えたいことがある時は、まず自分の感情や意見よりも先に!相手の意見を聞くようにしています。一旦ぐっと自分の気持ちを堪えて、相手の意見を聞くことからスタート。そこで相手が感情的に言ってきたとしても、とりあえずしっかり聞きます。(遮りたくなっても、一旦落ち着こ!)
きっとその会話の中に相手の考えや意図、想いがあるので、そこをしっかり汲み取ってみる。たまに「それってこういう解釈で合ってる?」て聞くこともあるくらい、とにかく冷静に頭の中で相手の意見を整理していきます。相手よりも物事にフォーカスを当てるイメージですね。そうやって相手の話を一通り聞いてたら、あー誤解してたわ!とか、あ〜そっちを重きに考えていたんだ!と知ることができたりします。(こういう時に、先走って伝えなくてよかった〜って思います…笑)
そしてまた相手の話を聞きながら頭の中で内容を整理しているので、私も感情任せにならずに順序立てて伝える準備ができるので、伝え方による失敗を防ぐことができます。
ここまでくると相手は自分の気持ちを表に出せて少なからずスッキリしているので、今度は私のターンで話を聞いてくれやすくなります。「自分が!自分が!」ってなってしまうとお互いが一方通行になるので、途中で話遮ることなくお互いそれぞれのターンを作って話すだけで、随分冷静になれたりします。(ここほんと大事よ…!)

話す順番についてもう少しだけ補足を。私は基本的に「順番に話しましょう、先どうぞ!」と譲ります。ここで譲ることは相手に「あなたの話を聞きます」と聞く姿勢を持っていることを示し、先に相手の欲求(感情?)を解消してもらうためです。また先ほども書いたように、先に相手の話の最中に内容を整理できるので、言い過ぎ防止にもなります。笑
ただ、後からは話す身として気をつけないといけないことは、「先に話してくれたからと言って意見を変えないこと」です。後出しじゃんけんみたいになると感じ悪いし、優位に立つために先行を譲ったと言われても仕方がないので。
「私はこう思う、こう考える。だけど、さっきのあなたの意見を聞いて、改めてこういう考えになってる」と、誤解や勘違いも正直に伝えるようにします。こうした小さな部分で誠意が見えてくると思うので、うまく話そうとするのではなくてありのままに正直に伝えることが、意見交換や話し合いの場で必要だと感じました。

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「何を話すか」はもちろん大切ですが、「どのように話すか」も同じくらい大切です。手段、方法によって伝え方も受け取り方も変わってくるから。そして、感情という勢い任せが一番誤解と失敗を産むことは、誰しもが一度は経験し学ぶことだと思います。
大人になるということは我慢することじゃなくて、一歩下がって相手に譲ることなのかもしれません。譲れる余裕がある大人、なりたいな〜!笑
皆さんもイーッとなる場面があったら、一旦深呼吸。一旦自分の気持ちは置いといて…相手の話に耳を傾けてみましょう。先に話すことが優位なわけでも有利なわけでもないのは、話をしていくうちにきっと分かるはずです。冷静さを取り戻す時間をゲットして…!笑

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